あとがき

 

私は数年前から平戸焼(三川内焼一の著書を刊行してみたいと考えていた。その主な

理由として、日本陶磁器に関する多くの著書のなかに、今日まで平戸焼専門書が一冊も

出版されていないという疑問が生じたからである。

 

それで、本書は暗中模索のなかでの纏めで、全容の完全解明には不備、不充分な部分

が数多くあり、特に確証づける前期三川内焼製品が発見できず未掲載の点が残念で

ある。

 

今後の御指摘、御批判をお願いしたい。

本書の上梓に当リ御教示と御援助をいだきました協力者御芳名を記させていただき、

心から厚く御礼申しあげます。

 

長崎県立美術博物館 佐賀県立九州陶磁文化館 福岡県立図書館 佐世保市博物館

榊美術センター松浦史料博物館 田中丸コレクション親和銀行青木一男氏 今林煙氏

今林和美氏 泉満氏 池田哲郎氏 江口茂氏工藤吉郎氏 熊本岨治氏 小橋一朗氏

関和男氏 瀧川明行氏 高木莚胡氏 高木清次氏 田中久和氏 田畑栄一氏

中里未太郎氏 永島一彦氏 中島和彦氏 西川山二氏 野上敬二氏 原田芳幸氏

平吉場満氏 平古場正氏 秀年元氏 福村茂氏 藤沢竹御堂探掘信雄氏 

藤田三重雄氏 福本英男氏 前坂浩之氏 問瀬古弘氏 光山寛氏 横石臥牛氏

岩本光弘氏 一写真

 

平成元年五月 野田敏雄


主要参考文献

 

明治時代以後にいたリ発表された著書、論文の主要なものを掲載し著書

・論文とも刊行年の順に配列した。

 

著書

 

豊島政治   「三川内窯業沿革史」一高橋久満治、明治44

水町和三郎・金原京一  「肥前舌窯祉めくり」一田中平安堂、昭和10

中島浩気  「肥前陶磁器史考」(青潮社、昭和11

中島浩気.永竹威  「肥前陶磁史」(肥前陶磁史刊行会、昭和30

佐世保市役所  「佐世保市史」(佐世保市市長室、昭和32

渡辺庫輔  「三河内焼窯元今村氏文書」一親和銀行、昭和33

葉山万次郎  「平戸の対外貿易時代の話」一松浦史料博物館、昭和36

岡部娼介  「史都平戸し一松浦史料博物館、昭和39

田名綱宏  「新日本史の研究」(旺文社、昭和42

渡辺庫輔  「三河内窯由来記」(親和銀行、昭和44

内藤匡  「新訂古陶磁の科学」(雄山間、昭和47

加藤唐九郎編  「原色陶器大群奥」(淡交社、昭和47

中里太郎右衛門  「唐津陶磁大系H(平凡社、昭和47)

永竹威  「陶器講座一」(雄山間、昭和47)

村山武  「やきものの四季」(求龍堂、昭和48

久村貞男  「江永吉窯」(佐世保市教育委員会、昭和49

林屋晴三編  「日本の陶磁10巻鍋島」(中央公論社、昭和49)

野村泰三  「図鑑伊万里のすべて」(先芸出版、昭和50

川頭芳雄  「異説・松浦党のおごり」(佐賀県郷土史物語第二転、昭和50

三谷一馬  「江戸庶民風俗図絵」(三樹書房、昭和50)

長崎県高等学校  「長崎県の歴史散歩」(山川出版社、昭和50

栗田葉雄  「伊萬里」(栗田美術館、昭和50

三上次男=水竹威  「吉伊万里」(集英社、昭和50)

三川内陶栄会  「平戸藩窯三川内のやきもの」(芸文堂、昭和52)

未宗廣  「茶人系譜」(河原書店、昭和52)

円粟奎作  「埋もれた歴史散歩長崎」(長崎書房、昭和52

大西政太郎  「陶芸の伝統技法」(理工学社、昭和珊)

倉田芳郎・久村貞男  「三川内吉窯跡緊急確認調査報寄書・木原地蔵平窯

跡の発掘調査」(昭和53

新藤恵久・本問邦則  「浮世絵にみる歯科風俗史」(医歯薬出版、昭和53)

霞会館  「第三回大名展庭焼及び藩窯し(葭会館、昭和53

久村貞男  「三川内古窯跡群緊急確認調査報告・分布調査」(昭和53)

鈴木良一  「豊臣秀吉」(岩渡新書、昭和53)

松田毅一・川崎桃太  「秀吉と文禄の役」(中公新書、昭和53)

越中哲也・他  「世界陶磁全集畠」(小学館、昭和53)

小山富士夫  「小山富士夫著作集()日本の陶磁」(朝日新聞社、昭和53)

北島似水  「日本陶磁史論し(五月書房、昭和54)

山口雅生  「平戸焼糖譜」(平戸焼研究会、昭和54)

山下朔郎  「新撰吉伊万里染付」(割樹社美術出版、昭和54)

深川正  「探訪日本の陶芸3有田」(小学館、昭和54)

吉永正春  「筑前戦国史」(重書房、昭和54)

伊東祐淳・他  「庭焼と藩窯」(根津美術館・徳川美術館、昭和54

正林陶城  「現川焼の研究」(やきものを語る会、昭和54

芳村俊一  「土と石から見たやきものし(先芸出版、昭和55

永竹威・下川達彌・中里太郎右衛門  「日本やきもの集成11九州」(平凡社、昭和55)

永積洋子  「平戸オランダ商館の日記第一輯・第四輯」(岩渡書店、昭和55)

村上直次郎  「長崎オランダ商館の日記、第一輯・第三輯」(波書店、昭和55)

奥村武・他  「筑前の磁器須恵焼」(恵町教育委員会、昭和56)

高嵩宗薯  「韓国史入門」(国書刊行会、昭和56)

児玉幸多・大石慎三郎・文化科学信  「日本歴史の視占一3(日本書籍、昭和57)

佐世保市教育委員会文化科学館  「葭の本窯跡範囲確認調査報告書し(佐世保市教育委員会、昭和57)

松本坦   「ひび焼染付」(松本坦、昭和57

瀬野精一郎  「長崎県の歴史」(山川出版社、昭和57

山下朔郎  「蔭九谷と藍柿右衛門」(割樹社美術出版、昭和58)

赤尾好夫  「現代視点豊臣秀吉」(旺文社、昭和58)

辺見宗範  「最教寺」(躍教寺霊宝館、昭和58)

割寒吉  「長崎歴史散歩」(創元社、昭和的59)

小和田哲男  「豊臣秀吉」(中公新書、昭和60

田中健夫  「倭窟」(教育社歴史新書、昭和61)

太田諌一  「平戸城下町」(平戸市文化協会、昭和62)

和田武文  「五峯正道外伝」(西部読売開発出版部、昭和62

越中哲也・下川達彌  「肥前崎陽の吉陶磁」(つかさコレクション展示館、昭和62)

和田武夫  「異国の地に輝り有り」(西部読売開発出版部、昭和舵62)

竹内理三編  「角川日本地名大辞典〃長崎県」(角川書店、昭和62)

小木一良  「伊万里の変遷」(割樹社美術出版、昭和63)

大橋康二  「有田町史古窯編」(有田町、昭和63)

大橋康二  「西有田の古窯」(面有田町、昭和63)

関和男  「盛期伊万里」(創樹社美術出版、昭和63)

藤野保編  「九州藩史大事典第七巻」(雄山閣、昭和63)

 

論文

 

馬場強  「三川内焼と平戸蘇の御用絵師」(長崎県立美術博物館館報、昭和47)

白石純英  「肥前平戸中野焼についてし」(「陶説」第263号、昭和50

三上次男  「トプカプサライ博物館の陶磁器倉庫」(白水NO4、昭和50)

野田敏雄  「古伊万里の鉄漿碗」(「小さな蕾」鍋号、昭和53

山口麻太郎  「松浦党と波多氏について」(「西日本文化」第156号、昭和54)

白石純英  「今村氏文書に見る佐賀領の皿山開窯者」(「陶説」第調号、昭和55

山口正人  「三川内皿山成立のー(過程考」「陶説」第332号、昭和55

馬場強  「平戸焼(上)(下)」(「西日本文化」第161号、第163号、昭和55

野田敏雄  「肥前のやきもの」(「小さな蕾」38号、昭和53)

野田敏雄  「初期有田陶磁の史的背景」(「小さな蕾」152号、昭和56

大橋康二  「伊万里染付見込荒磯文碗・鉢に関する若干の考察」(白水NO9、昭和57

野田敏雄  「化粧文化の中の伊万里」(「小さな蕾」191号、昭和59

前山博・大橋康二  「国内出土の肥前陶磁」(九州陶磁文化館、昭和覗一

岩松要輔  「朝鮮出兵時の鍋島直茂の竹島城について」(「肥前史研究」三好不二雄記念誌、昭和60

大橋康二  「肥前舌窯の変遷」(九州陶磁文化館「研究紀要第一号」、昭和61)

鈴田由紀夫  「日本の白磁考」(白磁の美・九州陶磁文化館、昭和61

大橋康二  「肥前の白磁」(白磁の美・九州陶磁文化館、昭和61)

久村貞男  「平戸議領三川内の窯業創始期について」(長崎の陶磁・九州陶磁文化館、昭和63)

吉永陽三  「長崎の陶磁」(長崎の陶磁・九州陶磁文化館、昭和63

工藤吉郎  「享保八年銘の平戸藩三川内焼染付小皿について」(小さな蕾234号、

昭和63)

工藤吉郎  「天明四年銘の箱に入った三川内染付秋草丈蓋茶碗」(小さな蕾241号、

昭和63)

工藤吉郎  「色絵三川内松下唐児遊楽文碗」(小さな蕾242号、昭和63)


著者略歴

 

野田敏雄(のだ・としを)

一九二二年二月福岡県福岡市に生る。

九州大学医学専門部卒業。医学博士。

一九四七年よリ福岡市で内科医院開業、

現在に至る.

現佳所・福岡市東区箱崎二--二六

 

 

肥前平戸焼読本

 

平成元年五月二十旧発行定価八.OOO

著者   野田敏雄 toshio noda 1989

発行者 竹内達

発行所 株式全社創樹社美術出版

112

東京都文京区湯島二丁目五番六号

電話 03-816-3321(代表)

製作・印刷 誠文堂印刷株式会社

840

佐賀哩佐賀市底人二丁目三番十九号

 

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